WOWOWドラマ「北方謙三 水滸伝」の梁山泊主要人物には、宋江(織田裕二さん)を筆頭に豪華キャストが集結しています。梁山泊のメンバーは腐敗した国家に抗う個性的なはみ出し者として描かれています。
北方謙三版 水滸伝の公式サイトでの人気ランキングは、
1位・楊令
2位・秦容/李逵/史進/呉用
3位・岳飛/張朔/呂英/王清
4位・燕青/蔡豹/胡土児/王貴/王進/張平/李英/柴進
となっていますが、WOWOWドラマ版ではまた違ってくるかもしれません。
この記事では、WOWOWドラマ「北方謙三 水滸伝」の予告編のキャラクターPVや、CMで流れている予告編に登場しているキャラクターについて紹介しています。
推しのキャラクターを見つける参考にしてみてください。
北方謙三 水滸伝 宋江(織田裕二さん)
北方謙三版「水滸伝」に登場する宋江は、下級役人の立場から腐敗した国の行く末を憂えた人物です。「替天行道」の言葉を書き掲げ、徳と正義をよりどころに梁山泊の同志をまとめ上げました。
PVでは、人々の胸に火を灯すように語りかけ、希望の旗を高く掲げる姿が印象的に描かれています。理不尽な時代に立ち向かう覚悟と責任感が、宋江のまなざしににじみます。
梁山泊では心で人を結びつける統率者として存在感を放ちます。力で従わせるのではなく、志で仲間を導く歩みが、多くの同志を動かしました。
最期の詳細は放送中のため触れられていませんが、原作にある毒殺の要素を踏まえると、朝廷の策略に巻き込まれ、李逵らとの絆を胸に壮絶な結末へ向かう展開が予想されます。
信念を貫いた先にどのような人間ドラマが待つのか、宋江の生き様が深く描かれる物語となりそうです。
北方謙三 水滸伝 林冲(亀梨和也さん)
北方謙三版「水滸伝」に登場する林冲(豹子頭)は、禁軍の槍術師範を務めた名手です。西域出身の猟師として育ち、伯父から槍と学問を学んで腕を磨き、都の禁軍へと進みました。
槍の名手で愛する者を国家策略で失い、宋江らに献身するが「生き急ぐ」心情を抱いています。PVで「死のうとしていないか」と宋江に問われ、「俺は強い」と返す姿が、哀しみと忠義の葛藤を象徴します。
梁山泊では騎馬隊長として軍の中心を担い、魯智深や宋江と深い信頼関係を築きます。林冲は「妻の名を忘れた」と語り、過去を断ち切る強さを示しました。
致死軍の支援や鄆城攻略では知略と武勇の両面で力を発揮し、組織の要として存在感を放ちます。
命を燃やし続けるように槍を振るう中、我が身を削る壮絶な末路が、喪失の心理と仲間愛を通じて描かれ、見逃せない運命です。
人間離れした耐久力と勇猛さは、「豹子頭」の異名にふさわしい生涯だったと語られています。
北方謙三 水滸伝 楊志(満島真之介さん)
北方謙三版「水滸伝」に登場する楊志(青面獣)は、武門の家に生まれた武将です。まじめで責任感が強い一方、運に恵まれない人生を歩みます。
花石綱という皇帝の珍石運搬を任されながら失敗し、浪人の身になり高衙内らに辱めを受け、ついには人を斬ってしまいますが、逃げずに自首を選ぶところに楊志の実直さが表れています。
その後、北京で提轄に取り立てられ、生辰綱という蔡京への献上品を運ぶ大役を担います。しかし再び任務に失敗し、行き場を失った楊志は二竜山で魯智深と出会い、山賊となって梁山泊へ加わります。
「誇り高き義の武人」として、済仁美との家族愛や楊令の母子像が支え、国家の理不尽に抗う。原作の誇りとドラマの人間関係が融合し、義を貫く心理が深掘りされています。
梁山泊では騎兵軍の八虎将兼先鋒使として前線を支え続けました。また、息子の楊令を拾い、父として育て上げます。
最期は息子の楊令と視線を交わした瞬間、不屈の闘志を生き様で示し、戦場に散ります。絶望の中でも諦めない姿は、父としての強さを物語っています。
北方謙三 水滸伝 王進(佐藤浩市さん)
北方謙三版「水滸伝」に描かれる宋国の禁軍武術師範・王進は、帝を守る重責を担う達人です。常人を超える武勇と落ち着きを備え、「武を極めし孤高の師」と称されます。
国家への忠義を尽くしてきた王進ですが、策略によって反乱の疑いを着せられ、追われる立場へと転じます。林冲の助けを受け、母とともに逃亡の道を選びます。
キャラクターPVでは、母子の情愛や国家への葛藤が丁寧に描かれ、誇りを失わずに歩む姿が強く印象づけられます。王進は孤独を背負いながらも、武人としての矜持を守り続けます。
危機を脱した後の行方はPVでは明かされていませんが、原作同様に壮絶な戦死へ向かう展開が予想されます。師範としての信念、そして母との関係を胸に刻んだ最期が、物語の中で重みをもって描かれるはずです。
北方謙三 水滸伝 済仁美(波瑠さん)
北方謙三版「水滸伝」に登場する人物で、済仁美は楊志と深く心を通わせ、やがて伴侶となり、孤児の楊令をわが子として育てます。
幼い頃に家族を失うという過去を抱えながらも、娼館で出会った楊志を支え続ける姿が胸に響きます。
済仁美は慈しみと芯の強さをあわせ持つ女性です。過酷な運命に押しつぶされることなく、家族を守り抜こうとする姿は「希望の母」と呼ぶにふさわしい存在感を放ちます。
家族の場面には親しみやすさがにじみ、戦いの物語に温もりを添えています。楊志の死後も梁山泊の志を支える自立した女性として描かれ、「愛」と「組織の裏方」を象徴するヒロインとなっています。
最期の詳細は放送前の段階では明かされていませんが、激動の時代を家族とともに生き抜く中で、楊志や楊令との絆が大きな意味を持ち、慈愛が未来へ受け継がれていく展開が示唆されています。
北方謙三 水滸伝 馬桂(松雪泰子さん)
北方謙三版「水滸伝」の世界で馬桂は、商人の名家である馬一族を率いる長として登場します。
梁山泊の兵站を一手に担う物流の専門家であり、戦場で剣を振るう立場ではないものの、食料や武器を整え、戦いを継続させる経済基盤を築く重要人物です。
北方謙三版が描く「組織運営」の象徴ともいえる存在です。
一方で馬桂は宋江に仕える間者として暗躍し、閻婆惜の母として娘を守り続けます。旅芸人一座を隠れみのに敵情を探る危険な役目を背負い、職務で夫を失った後も信念を曲げません。
困難な生い立ちを経て宋江と出会い、心の在り方にも変化が生まれます。松雪泰子は信念を抱いて生きる女性として馬桂を捉え、魂の叫びや重圧を繊細に表現しています。
最期は李富(青蓮寺の幹部)らの策略に巻き込まれ、激しい対立の中で命を落とします。凛とした姿の奥に燃える情熱をにじませながら散る結末は、娘や宋江への献身とともに深い余韻を残します。
まとめ
この記事では、WOWOW × Lemino「北方謙三 水滸伝」に登場する宋江・林冲・楊志・王進・済仁美・馬桂の魅力を紹介しました。
「北方謙三 水滸伝」では、宋江、王進、楊志、林冲の男性キャラクターも、信念や喪失を通じた心理描写が深く描かれていて、仲間との絆が生き様・死に様を際立たせています。
「北方謙三 水滸伝」では、済仁美と馬桂が家族愛や信念を通じて描かれ、心理描写が深みを増しています。
「北方謙三 水滸伝」のテーマである「どう生き、どう散るか」を、群像として立体的に映像化しているドラマを観ながら推し探しをするのも楽しいと思います。(何しろ登場人物の多いお話ですから。)
