「輝くウォーターメロン」は、家族・青春・自己実現を軸に、「CODA(ろう者の親を持つ聞こえる子ども)」の葛藤と解放を丁寧に描いた青春ファンタジーです。
タイムスリップやバンド活動を中心にしてドラマは進みますが、バンド活動はあくまで装置で、その内側にある【子ども側から見た家族愛】が大きなテーマになっています。
物語は一貫してウンギョルの視点で進み、彼の罪悪感・怒り・愛情・誇りといった複雑な感情を通じて家族が描かれます。
そのため、CODA(親を支える子ども)の立場に共感しながらドラマの鑑賞をすることになりますが、話は一貫して明るく青春と音楽を中心にして進んでいきます。
そんな青春ファンタジーでW主演のリョウン(ハ・ウンギョル役)とチェ・ヒョヌク(ハ・イチャン役)についてプロフィールやこれまでの出演作などを調べました。
「輝くウォーターメロン」でW主演のリョウンはどんな人?
韓国ドラマ「輝くウォーターメロン」で主人公ハ・ウンギョルを演じたリョウンは、1998年8月26日生まれの若手俳優で、2017年ドラマ「愛の温度」で俳優デビューした俳優です。
演技力と爽やかなビジュアルで、近年一気に注目を集めている存在です。
【基本プロフィール】
・芸名:リョウン(RYEO UN)
・本名:コ・ユンファン(高允煥)
・生年月日:1998年8月26日
・出身地:全羅北道・全州市
・身長:181cm、体重約65kg
・血液型:A型
・学歴:西京大学校 公演芸術学部・演技専攻(演技学科卒/在学と紹介されることもあり)
・デビュー作:ドラマ「愛の温度」(2017年)
・趣味:歌うこと、映画鑑賞
【代表作・主な出演ドラマ】
・「愛の温度」(2017年): 俳優デビュー作で、端役ながらも現場経験を積んだ作品。
・「ドクター・プリズナー」(2019年)
医療×サスペンス色の強いドラマで、助演として存在感を示した作品。
・WEBドラマ「3分ロマンス」・「Thursday」・「ツートップの難しくない学校生活」など、
学園もの・青春もののWEBドラマに多数出演し、若手ライジングスターとして認知を広げた時期。
・「18アゲイン」(2020年):青春要素の強い人気作で、好感度の高い若手俳優として注目を集めま
した。
・「コッソンビ熱愛史」:歴史ロマンスで主演を務め、次世代主演級として注目を浴びました。
・「弱いヒーロー」シリーズ : シーズン2から、主人公の同級生パク・フミン役として参加し、硬派な
学園アクションでの演技が評価された。
リョウンはWEBドラマから地上波ドラマまで幅広く出演し、作品ごとに違う表情を見せてきました。
「輝くウォーターメロン」でのウンギョル
「輝くウォーターメロン ~僕らをつなぐ恋うた~」は、音楽に情熱を燃やす高校生ウンギョルが1995年にタイムスリップし、若き日の父とバンドを組むファンタジー青春ロマンスです。
ウンギョルは、生まれつき音楽の才能をもつCODA(耳の聞こえない親をもつ聞こえる子ども)の少年で、昼は模範生、夜は情熱的なギタリストという二重生活を送るキャラクターです。
耳の聞こえない家族への愛と責任感、音楽を諦めたくない自分の本音の間で揺れ動きながら成長していく姿が大きな共感を呼びました。
リョウンはギタープレイやライブシーンを自らこなし、繊細な感情表現とエネルギッシュな演技で「演技力とスター性を兼ね備えた若手」と高く評価されています。
俳優としての評価と魅力
リョウンは、爽やかなビジュアルに加え、感情の起伏が大きい役柄も自然に演じ分けられる点が高く評価されています。
作品ごとに全く違う雰囲気を見せ、「自分だけの色」でキャラクターを染めるタイプの俳優と評されることが多いです。
青春ものの純粋な少年から、サスペンスの繊細な若者、時代劇の知的な士人まで幅広くこなせるのが大きな強みです。
日本向けの公式ファンクラブも開設されており、イベント来日や配信作品を通じて日本での人気も着実に拡大しています。
「輝くウォーターメロン」でW主演のチェ・ヒョヌクはどんな人?
チェ・ヒョヌク(チェ・ヒョンウク)は、2002年1月30日生まれの韓国俳優で、「輝くウォーターメロン」では1995年の若いお父さん・ハ・イチャン役を演じています。
ウェブドラマから注目され、「模範タクシー」「ラケット少年団」「二十五、二十一」「弱いヒーロClass1」など話題作を経て、次世代の代表的若手俳優の一人と評されています。
【基本プロフィール】
・名前:チェ・ヒョヌク(최현욱/Choi Hyun Wook)
・生年月日:2002年1月30日
・出身:韓国(大韓民国)
・身長・体重:およそ181cm・67kg
・学歴:翰林演芸芸術高校・芸能科 卒業(アイドルや俳優を多く輩出する芸能高校)
・所属事務所:GOLD MEDALIST(キム・スヒョンらが所属する事務所)
【代表作・評価】
・「Real : Time:Love」(2019) : ウェブドラマでのデビュー作で、学園ロマンスの主人公として注目を
集めました。
・「模範タクシー」(2021) : 学校暴力の加害者パク・ソンテ役で地上波デビューし、強烈な悪役演技が
話題になりました。
・「ラケット少年団」(2021) : 純粋で熱いバドミントン部の少年ナ・ウチャン役で、前作と真逆のキャ
ラクターを演じ演技の幅を見せました。
・「二十五、二十一」(2022) : 主人公ナ・ヒドの同級生ムン・ジウン役で人気が爆発し、“青春ドラマの
ホープ”として広く知られるようになりました。
・「弱いヒーロー Class1」(2022) : 主人公の友人アン・スホ役で、アクションを含むハードな青春ドラ
マに挑戦。
2021年のSBS演技大賞では「ラケット少年団」と「模範タクシー」で男性新人賞を受賞し、新人ながら演技力を高く評価されました。
少々お行儀が悪いことでも有名なようです。事務所を通して謝罪することも多々あるようで、イチャンのことを気に入っていたファンには残念なことですね。
「輝くウォーターメロン」でのイチャン
「輝くウォーターメロン」では、聴覚障がいを持つ未来の父親とは対照的に、よくしゃべり音楽に情熱を燃やす「過去のお父さん」ハ・イチャンを演じ、明るさと繊細さを両立させた演技が評価されています。
実際、イチャンの存在こそがこの物語が明るい青春物語として心に残る重要な要素になっていると思います。
コメディ要素のある高校生バンドマンとしての姿から、家族や夢に揺れる青年の感情の振れ幅まで表現し、「二十五、二十一」での青春イメージをさらに広げた作品と紹介されることも多いです。
俳優としての評価と魅力
2021年 「SBSドラマアワード 新人賞受賞」は注目されているだけでなく、『演技力として評価された』という証でもあります。
チェ・ヒョヌクさんの演技は、感情を説明しません。
「泣く、怒る、笑う」
そういった分かりやすい表現よりも、一瞬の目線や、間の取り方で気持ちを伝えてきます。だからこそ、見ている側が自然と感情移入してしまうのでしょう。
これからどんな役で、どんな表情を見せてくれるのか。楽しみに待ちたい俳優さんです。
「輝くウォーターメロン」のあらすじ
主人公ハ・ウンギョルは、両親と兄が耳の聞こえない(CODAー家族の通訳係)の高校生で、家族に内緒でギターとバンド活動に打ち込んでいます。
音楽が家族に知られて父から猛反対され、音楽を諦めようとした矢先、1995年の世界へタイムスリップしてしまいます。
過去で出会うのは耳が聞こえてよくしゃべる高校生時代の父ハ・イチャンで、彼とバンドを結成しながら、両親の青春や家族の運命に関わっていくことになります。
「輝くウォーターメロン」のテーマと見どころ
・家族愛とCODAの視点
耳の聞こえない両親と兄を思いやるウンギョルの葛藤や、世間の偏見と向き合う姿が丁寧に描かれます。両親
を守る存在でありながら、自分もまた守られるべき“子ども”であるということを、過去の両親との交流を通じ
て取り戻していくお話です。
・音楽とバンド青春ドラマ
過去と現在をつなぐロックバンド「ウォーターメロン・シュガー」の青春サウンドとライブシーンが作品の大
きな魅力です。
・タイムスリップ × 親子逆転構図
「息子が若い頃の父を見守り、心配して面倒を見る」という【親子逆転】の構図がコミカルかつ切なく描かれ、
伏線もしっかり回収されています。
まとめ
このドラマが特別なのは、どちらか一人が主役というより【二人で一つの物語を完成させている】ところです。
現在を生きる息子と過去を生きる父の二人、時間は違うのに同じ音楽に心を動かされ、同じように悩み、迷う。
その姿を見ていると、「親も最初から親だったわけじゃないんだよな」と、ふっと視点が変わります。
タイムスリップ、バンド、青春、家族。要素だけ並べると盛りだくさんなのに、「輝くウォーターメロン」はどこか静かで、やさしいお話です。
見どころのシーン一つひとつが、大きな事件ではなく、誰かの心が少し動く瞬間として描かれている。だからこそ、見終わったあとに残るのは派手な感動より、長く続く余韻なんですよね。
音楽と青春と時間を超えた親子の物語、「輝くウォーターメロン」は、見終わったあとに誰かと語りたくなる、そんな一作です。
