2年に一度、真の世界一を決める戦いになる世界バレー2025が8月から9月にかけて開催され、バレーボールファンの注目が集まっています。
世界バレー2025は、男子・女子ともに国際バレーボール連盟(FIVB)主催の世界最大級のバレーボール大会で、今大会から2年に1度の開催に変更され、参加チーム数も従来の24から32か国に拡大されました。
大会方式は初めて、8組に分かれての予選ラウンド→決勝トーナメントとなり17日間をかけ全64試合が行われます。世界一になるためには、最大7試合を戦い抜かなければなりません。
女子大会はタイで8月22日から9月7日まで、男子大会はフィリピンで9月12日から9月28日まで実施されます。
本記事では、世界バレー2025の日本代表メンバー、試合日程、各国の注目選手について詳しく解説します。日本代表の活躍に期待が高まる中、どのような戦いが繰り広げられるのでしょうか。
世界バレー2025女子 日本代表メンバー
世界バレー2025女子 日本代表メンバー14名が発表されました。主将の石川真佑選手(ノヴァーラ/イタリア)を筆頭に、佐藤淑乃選手、和田由紀子選手、秋本美空選手らが選出されています。
アウトサイドヒッターには石川真佑、和田由紀子、佐藤淑乃、北窓絢音、秋本美空が名を連ねました。
セッターでは関菜々巳選手(ブストアルシーツィオ/イタリア)と中川つかさ選手が登録され、安定したゲームメイクが期待されます。
ミドルブロッカーは荒木彩花選手、島村春世選手、山田二千華選手、宮部藍梨選手が担当します。リベロには小島満菜美選手、福留慧美選手、岩澤実育選手の3名が登録されており、堅実な守備が期待できる布陣となりました。
世界バレー2025女子 試合日程
【世界バレー2025女子大会】は8月22日にタイで開幕し、9月7日の決勝戦まで開催されます。日本代表はプールHに配置され、予選ラウンドでカメルーン、ウクライナ、セルビアと対戦予定です。
日本は世界ランキング5位ですが、セルビアは強敵であり厳しい戦いとなるでしょう。
予選ラウンド
8月23日(土)夜6:45 日本×カメルーン セットカウント 3 – 0
8月25日(月)夜6:45LIVE 日本×ウクライナ セットカウント 3 – 2
8月27日(水) 夜6:45LIVE 日本×セルビア セットカウント 3 – 1
決勝トーナメント
8月29日(金)決勝トーナメント1回戦 日本×タイ
9月3日(水)準々決勝
9月6日(土)準決勝
9月7日(日) 3位決定戦
9月7日(日) 決勝
日本女子代表はプールHに配置され、2連覇を達成している強豪セルビア、ウクライナ、カメルーンと対戦します。
予選ラウンドを突破したチームは、8月29日から決勝トーナメントに進出します。
試合会場はタイの4都市(バンコク、チェンマイ、ナコンラチャシマ、プーケット)で分散開催されます。テレビ放送はTBS系列で、配信はU-NEXTとVBTVで視聴可能です。
俳優の宮世琉弥さんと日本代表OGの木村沙織さんが、2025 TBS バレーボールの応援サポーターに就任しています。
世界バレー2025女子 各国の注目選手
【世界バレー2025女子大会】では、各国から実力派選手が集結します。世界ランキング1位のイタリア代表からは、パオラ・エゴヌ選手やミリアム・シッラ選手といった攻撃力抜群の選手が出場予定です。
ブラジル代表では、ガブリエラ・ギマラエス選手やタンダラ・カイショータ選手が中心となって戦います。
アメリカ代表にはケルシー・ロビンソン選手やジョーダン・トンプソン選手らが名を連ねており、高さとパワーを活かした攻撃が期待されます。
ポーランド代表ではマグダレナ・ステシアク選手、セルビア代表ではティヤナ・ボシュコビッチ選手が注目株です。
これらの選手たちは世界トップレベルの技術を持ち、日本代表にとって大きな脅威となるでしょう。各国の特色ある戦術と個人技が織り成す熱戦が予想されます。
世界バレー2025男子 日本代表メンバー
【世界バレー2025男子】日本代表は25名が登録され、この中から14名に絞られます。主将の石川祐希選手(ペルージャ/イタリア)を中心に、髙橋藍選手、西田有志選手らパリ五輪代表が順当に選出されました。
アウトサイドヒッターでは石川祐希、髙橋藍、富田将馬、大塚達宣、甲斐優斗、山崎彰都、後藤陸翔が登録されています。
オポジットには西田有志、宮浦健人、西山大翔、高橋慶帆が名前を連ね、強力な攻撃陣を形成しています。
セッターは深津英臣選手、大宅真樹選手、永露元稀選手、下川諒選手の4名です。
ミドルブロッカーには小野寺太志選手をはじめ、村山豪選手、西本圭吾選手らが登録され、リベロには小川智大選手、山本智大選手、藤中颯志選手が選ばれています。
経験豊富なベテランと若手選手のバランスが取れたチーム構成となっています。
世界バレー2025男子 試合日程
【世界バレー2025男子】大会は9月12日にフィリピンで開幕し、9月28日まで開催されます。日本代表は9月13日15時から初戦を迎える予定です。
開催地はフィリピンのケソンとパサイで、SM Mall of Asia ArenaとSmart Araneta Coliseumが主要会場となります。
予選ラウンドでは32カ国が4カ国ずつ8プール(プールA~H)に分かれてリーグ戦を行います。各プール上位2チームが決勝トーナメントに進出し、ラウンド16から準々決勝、準決勝、決勝へと進む仕組みです。
予選ラウンド
9月13日(土) 日本×トルコ
9月15日(月) 日本×カナダ
9月17日(水) 日本×リビア
決勝トーナメント
9月20日(土) 決勝トーナメント1回戦
9月24日(水) 準々決勝
9月27日(土) 準決勝
9月28日(日) 3位決定戦・決勝
男子大会も女子大会と同様に、TBS系列でのテレビ放送とU-NEXT、VBTVでの配信が予定されています。世界選手権は2年に一度開催されるバレーボール3大大会の一つであり、オリンピック、ワールドカップと並ぶ重要な国際大会です。
BOYNEXTDOORが、【世界バレー2025男子】のグローバルアンバサダーに任命されました。
国際バレーボール連盟(FIVB)が主催する大会にK-POPアーティストが抜擢されるのはBOYNEXTDOORが初めてだそうです。
世界バレー2025男子 各国の注目選手
【世界バレー2025男子】大会では、世界トップクラスの選手たちが激突します。イタリア代表からはシモーネ・ジャネッリ選手やアレッサンドロ・ミケリット選手といった技巧派選手が出場予定です。
ブラジル代表では、リカルジーニョ選手やルカス・サトカンプ選手が中心となって戦います。アメリカ代表にはマット・アンダーソン選手やアーロン・ラッセル選手らが名を連ね、パワフルな攻撃が持ち味です。
ポーランド代表では世界最高峰のアタッカーとして知られるバルトシュ・クレク選手が注目されています。
フランス代表にはエルヴィン・ンガペト選手、ロシア代表(ROC)にはドミトリー・ムセルスキー選手といった長身選手が控えています。
これらの選手たちとの対戦を通じて、日本代表の真の実力が試されることになるでしょう。各国の戦術的特徴と個人のスキルが融合した高レベルな戦いが期待されます。
まとめ
【世界バレー2025】は女子がタイ、男子がフィリピンで開催される注目の国際大会です。
日本代表は女子が石川真佑主将率いる14名、男子が石川祐希主将を中心とした25名から選出される14名で臨みます。
女子は8月22日から、男子は9月12日から始まる大会で、日本代表の活躍が期待されています。
各国代表の注目選手は、その攻撃力や守備力だけでなく、国際経験の豊富さや若手の成長株などバラエティ豊かです。【世界バレー2025】の舞台で、これらのスター選手たちの活躍が期待されています。
各国から世界トップレベルの選手が集結し、熱戦が繰り広げられるでしょう。
【世界バレー2025】を通じて、日本バレーボール界のさらなる発展と選手たちの成長に注目が集まります。バレーボールファンにとって見逃せない大会となることは間違いありません。
2年に一度の世界最高峰の舞台で、日本代表がどのような戦いを見せるか楽しみです。