2025年甲子園ベスト8の注目選手!優勝に残るのは誰?

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2025年8月19日、甲子園球場では第107回全国高等学校野球選手権大会の準々決勝4試合が開催されます。

8強に残った各校には、プロ注目の逸材から感動を呼ぶ選手まで、多彩な才能が集結しています。

各校はともに優勝経験があり、甲子園での豊富な経験と実績を持っていて、2025年の大会でも注目されています。

この記事では、甲子園準々決勝の舞台で輝く注目選手たちと、優勝への道のりを詳しく見ていきましょう。

各試合の見どころや選手の特徴を分析し、どの学校が頂点に立つ可能性が高いかを探ります。

2025年甲子園準々決勝組み合わせ

2025年甲子園準々決勝は8月19日(火)に4試合が実施されます。組み合わせは以下の通りです。

  • 第1試合 午前8時から京都国際対山梨学院
  • 第2試合 午前10時30分から関東第一対日大三高
  • 第3試合 午後1時から県岐阜商対横浜
  • 第4試合 午後3時30分から沖縄尚学対東洋大姫路

この甲子園準々決勝では、昨夏優勝校の京都国際、春夏連覇を目指す横浜など強豪校が揃い踏みします。また、公立校で唯一残った県岐阜商の健闘も注目されています。

各試合とも実力が拮抗しており、どの学校が勝ち進んでも不思議ではない状況となっています。

第1試合 午前8:00 京都国際(京都)vs 山梨学院(山梨)

京都国際(京都)注目選手

京都国際のエース西村一毅投手(3年)は、昨夏の甲子園制覇を支えた左腕として大きな注目を集めています。

今大会では2回戦で160球、3回戦で68球を投げており、中2日での登板となる甲子園準々決勝での調子が気になるところです。

西村投手の最大の武器は、ブレーキの利いたチェンジアップで、相手打者のタイミングを巧みに外します。打線では小川礼斗選手と清水詩太選手が安打と打点を重ね、倉橋翔選手の安打も光ります。

緩急と制球力のある投手陣に加えて、打線も層が厚く接戦に強い。

昨夏の甲子園優勝の経験を活かし、大舞台での勝負強さを発揮できるかが勝利への鍵となるでしょう。

山梨学院(山梨)注目選手

山梨学院の二刀流・菰田陽生投手(2年)は、身長194センチの恵まれた体格から最速152キロの速球を投げ込む注目の右腕です。

3回戦の岡山学芸館戦では150キロを複数回記録し、その圧倒的なスケールで「怪物」と称されています。投手としてだけでなく、一塁手としても出場し、長打力も兼ね備えた二刀流として活躍しています。

強力な投手と打線のビッグイニングが持ち味で攻撃力と守備力のバランスの取れたチームです。

甲子園準々決勝では京都国際の西村投手との投手戦が予想され、菰田投手の成長した姿を見せる絶好の機会となります。山梨学院にとって県勢13年ぶりのベスト8進出であり、さらなる上位進出への期待が高まっています。

第2試合 午前10 :30 関東第一(東東京)vs 日大三高(西東京)

関東第一(東東京)注目選手

関東第一のエース坂本慎太郎投手(3年)は、投打両面で活躍する左腕として注目されています。投手としては2試合13回を投げて失点はわずか1と、絶対の安定感を誇ります。

また、打者としても3番センターで出場し、3回戦の創成館戦では1アウト満塁の場面で2点タイムリーヒットを放つなど、チームの勝利に大きく貢献しています。

本間律輝(外野手)は勝負強い打撃、走攻守のバランス良い選手であり、松永海斗(外野手)は上位打線としてキープレイヤーになる選手です。

緻密で堅実な野球をするチームで、守備力・機動力の高さに定評があり、接戦でも崩れない安定感があります。

甲子園準々決勝では15年ぶりの東京対決となり、坂本投手の投打にわたる活躍が関東第一の勝敗を左右するでしょう。背番号1を背負う坂本投手の成長した姿と、大舞台での勝負強さに期待が集まります。

日大三高(西東京)注目選手

日大三高の4番田中諒内野手(2年)は、今大会8強進出チーム中唯一の本塁打を放った強打者として注目されています。

2回戦では8回に決勝のソロ本塁打を放ち、チームの勝利を決定づけました。3回戦では初回の打者一巡の攻撃で5点を挙げる爆発的な打線の中心として活躍し、2年生ながら4番の重責を担っています。

名門らしい総合力・守備の堅さに加えて、強力な打線と試合運びに安定感があります。

甲子園準々決勝の東京対決では、関東第一の左腕エース坂本投手との対戦が最大の見どころとなります。また、3番の本間律輝主将も5打数3安打5打点の活躍を見せており、上位打線の破壊力が日大三高の武器となっています。

第3試合 午後1:00 県岐阜商(岐阜)vs 横浜(神奈川)

県岐阜商(岐阜)注目選手

県岐阜商の横山温大選手(3年・背番号9)は、生まれつき左手指がない中でも、シャープなスイングで力強い打球を飛ばす外野手として大きな注目を集めています。

初戦では4安打の活躍を見せ、勝負強い打撃・堅守で下馬評を覆す活躍を見せました。ハンディキャップを感じさせない巧みな技術で観客を魅了しました。

甲子園準々決勝では春夏連覇を狙う横浜との対戦となり、横山選手の活躍が公立校唯一のベスト8校としての意地を示す鍵となります。

粘り強さと、状況判断の良さで、堅実な野球をして、ダークホースとして勢いは十分にあります。

県岐阜商は創部100周年の節目の年であり、横山選手をはじめとする選手たちの頑張りが多くの感動を呼んでいます。打撃練習では横浜の投手陣を想定した対策も練り、万全の準備で臨みます。

横浜(神奈川)注目選手

横浜の織田翔希投手(2年)は最速152キロを誇る右腕として、「松坂2世」と称され、史上初今大会2度の完封で最注目の投手の一人です。

3回戦の津田学園戦では5安打完封を達成し、今大会23回2/3を無失点という圧倒的な投球を見せています。2年生ながらエース格として活躍し、春夏連覇への大きな原動力となっています。

また、4番の奥村頼人捕手(3年)は3試合で10打数3安打2打点と安定した成績を残しており、内角を巧みに攻める巧投派であり、チェンジアップの質が高く投打両方で活躍しています。

阿部葉太(外野手)
高いコンタクト能力で世代No.1打者。5戦10安打10打点、主将としてリーダーシップも発揮しています。

投打のスター選手層の厚さに加えて、攻守ともにバランスが良く、特に強力な打線が目立ちます。

集中力と勝負強さ、経験値が高いことも強みでしょう。

甲子園準々決勝では公立校の県岐阜商との対戦ですが、油断は禁物として、織田投手を中心とした継投策で勝利を目指します。横浜にとって17年ぶりのベスト8進出であり、さらなる上位進出への期待が高まっています。

第4試合 午後3:30 沖縄尚学(沖縄)vs 東洋大姫路(兵庫)

沖縄尚学(沖縄)注目選手

沖縄尚学のエース末吉良丞投手(2年)は、身長こそ大きくないものの、最速150キロの速球と鋼の精神力を武器とする左腕です。

3回戦の仙台育英戦では延長11回169球を投げ抜き、12奪三振3失点で完投勝利を収めました。今大会では3試合で計24イニング3失点という安定した投球を見せており、2年生とは思えない度胸の良さが光ります。

比嘉大登(3年 内野手)
長打力・巧打力ともに優れ常にマルチヒットを狙える、粘り強い打撃力を持つ選手。

安谷屋春空(3年 外野手)
強肩・俊足、打率.400の実績あり。

強力な投手陣と機動力野球、手堅い守備と長打力があり、接戦や延長で粘れるチームです。

甲子園準々決勝では東洋大姫路の強力打線との対戦となりますが、末吉投手の粘り強い投球が沖縄尚学の勝利へのカギを握ります。夏の大会初のベスト4進出を目指し、県勢の期待を一身に背負って戦います。

東洋大姫路(兵庫)注目選手

東洋大姫路の4番白鳥翔哉真(ひやま)外野手(3年)は、3試合で打率5割、計7打点という圧倒的な打撃成績を残している強打者です。

5回戦での決勝適時打など、勝負強い打撃が光ります。6月の沖縄での招待試合では沖縄尚学の末吉投手に2三振を喫して途中交代した経験があり、甲子園準々決勝でのリベンジに燃えています。

木下鷹大(投手)
エースナンバーを背負い、安定した投球が強み。

投手力と堅守・打線のバランスの良いチーム。

地元応援と、ホームの利を活かし、「末吉投手にリベンジを」という強い気持ちを胸に、チームの14年ぶりのベスト8進出を牽引しました。

エースの木下鷹大投手の負担を軽減するためにも、早い回からの援護が求められており、白鳥選手を中心とした上位打線の爆発力に期待が寄せられています。

まとめ

アメリカやヨーロッパの野球ファンからは「甲子園は日本の野球の聖地。MLBで言えばフェンウェイパークやリグリー・フィールドのような歴史的価値がある」と高く評価されています。

2025年甲子園準々決勝は、それぞれ個性的で魅力的な選手たちが揃い踏みする注目の4試合となりました。

昨夏優勝の京都国際と23年春王者の山梨学院による好投手対決、15年ぶりの東京対決となる関東第一と日大三高、春夏連覇を目指す横浜と公立校唯一の県岐阜商という対照的な組み合わせ、そして投の沖縄尚学と打の東洋大姫路による九州・関西対決と、どの試合も見どころ満載です。

ベスト8校は投手力・打撃力・機動力・経験値というそれぞれの特色と、世代トップクラスの選手が揃っており、注目のスター選手がチームの勝因となっているのが特徴です。2年生の活躍も目立つ大会となっています。

甲子園準々決勝を制して準決勝に駒を進めるのは果たしてどの学校でしょうか。各校のエースと主力打者の活躍、そして勝負の分かれ目となる采配に注目しながら、熱戦の行方を見守りたいと思います。

優勝へ向けた戦いは、まさにここから本格的に始まります。

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