紅葉狩りの穴場スポット9選 | 岐阜・愛知・三重

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秋の訪れとともに、東海地方は美しい紅葉の季節を迎えます。愛知・岐阜・三重の3県には、混雑を避けながら絶景を楽しめる穴場スポットが数多く点在しています。

今回は、紅葉狩りを予定している方々に向けて、東海地方のなかで楽しめる穴場スポットをご紹介します。それぞれの穴場スポットは、例年11月中旬から12月上旬にかけて見頃を迎えるものが多く、異なる魅力を持っています。

事前に最新の色づき情報を確認して、最高のタイミングで訪れることをおすすめします。東海地方の美しい秋の風景を心ゆくまで楽しんで、素敵な紅葉狩りの思い出を作ってください。

東海地方の穴場スポット【岐阜】

岐阜県の「めい想の森」「学びの森プロムナード」「虎渓山永保寺」は紅葉狩りで高く評価されるスポットです。それぞれの特色や見どころ、アクセス情報をまとめました。

めい想の森

岐阜県加茂郡八百津町に位置する「めい想の森」は、木曽川国定公園内にある自然豊かな森です。同じエリアにある五宝滝よりも長期間にわたって紅葉を楽しめるのが特徴です。

約5kmの遊歩道やメタセコイアの並木道が、特に美しく、秋になると一面が絶景となる森です。メタセコイヤが並ぶ道や展望台からは山並に囲まれた美しい景観を一望でき、芝生の広場もゆったり過ごせるポイントです。

遊歩道散策やカメラ撮影にも最適で、静かな環境で秋の彩りを楽しむことができます。

【基本情報】
見頃 : 11月上旬~11月中旬
住所: 岐阜県加茂郡八百津町八百津444-3
問い合わせ先:0574-43-2111(八百津町役場)
入場料:無料
駐車場:約25台
アクセス
車の場合 : 東海環状道可児御嵩ICから県道83号経由約25分
公共交通機関の場合
名鉄明智駅よりYAOバスで「八百津町ファミリーセンター」下車
やおまる久田見・上吉田・八百津東部・八百津北部に乗り換えて「杣沢-2(めい想の森口)」下車 徒歩約20分

※やおまる久田見・上吉田・八百津東部・八百津北部は予約が必要です。
【やおまる久田見・上吉田・八百津東部・ 八百津北部】
予約番号 : 0574-50-2250(予約受付時間 午前9時~午後4時まで)
ご予約は7日前から前日まで受け付けております。
(当日受け付けはできない場合がございますのでご了承ください)
土日はやおまる久田見・上吉田・八百津東部・八百津北部は運行していません。タクシー等をご利用ください。
【新太田タクシー 予約番号】 0574-25-2145

学びの森プロムナード

各務原市那加雲雀町にある「学びの森プロムナード」は各務原市「学びの森」南側に300mほど続くイチョウ並木で有名な穴場スポットです。

秋になると全体が黄色く染り「黄金のトンネル」になります。イチョウ約70本が鮮やかに並び、落ち葉の黄色い絨毯も幻想的です。

フォトスポットは真っ直ぐ伸びる並木道の端で遠近写真を撮るのが人気です。

12月中旬から2月上旬にかけては、イチョウ並木と公園内の広場の約15万球のLED電球による「イルミネーション」も楽しめ、冬の夜を幻想的に彩ります。岐阜県内でアクセスが良く、写真撮影にも最適な紅葉狩りの穴場スポットです。

【基本情報】
見頃:11月中旬~11月下旬
住所: 岐阜県各務原市那加雲雀町10-4
問い合わせ先:058-383-9925(各務原市観光交流課)
入場料:無料
駐車場:153台(3時間無料、以降1時間100円)
アクセス
公共交通機関 : 名鉄各務原線市民公園前駅より徒歩5分
車の場合 : 東海北陸道岐阜各務原ICより約8分

虎渓山永保寺

岐阜県多治見市にある「虎渓山永保寺」は、国の名勝に指定された美しい池泉回遊式庭園で知られる歴史ある寺院です。

鎌倉末期に建てられた「観音堂」と「開山堂」は国宝に指定されています。

色づくモミジや樹齢700年の大銀杏が池を囲んでおり、池に映る逆さもみじを満喫できます。紅葉シーズンは燃えるような色彩に包まれます。

池が水鏡になっているリフレクション写真が絶大な人気で、静寂に包まれた景観が魅力です。

秋の期間は観光バスも発着し混雑することがありますが、早朝や平日なら比較的ゆっくり鑑賞できます。

【基本情報】
見頃:11月中旬~11月下旬
住所: 岐阜県多治見市虎渓山町1-40
問い合わせ先:0572-22-0351(永保寺)
拝観料:無料
駐車場:
アクセス
公共交通機関の場合
JR多治見駅北口より東鉄バス小名田(おなだ)線「小名田小滝(おなだこたき)」行き約10分「虎渓山(こけいざん)」停留所下車、徒歩5分
車の場合
中央自動車道多治見インターより約2km(5~7分)の距離です。
インター出てすぐの『多治見I.C.』信号左折、 『住吉町5』信号左折、 「永保寺入口」信号右折、踏切手前の大駐車場をご利用ください。
踏切を渡った先には一般駐車場はありません。

東海地方の穴場スポット【愛知】

愛知県の香嵐渓、小原の四季桜(小原ふれあい公園)、東山動植物園は、紅葉と秋ならではの自然美が満喫できる人気名所です。それぞれの特徴、アクセス、紅葉のベストシーズンについて詳しく紹介します。

香嵐渓

愛知県豊田市にある「香嵐渓」は約4,000本のカエデが巴川沿いに色づき、紅葉の名所として広く知られています。2025年は「香嵐渓もみじまつり」開催中(11月1日~30日)にはライトアップも実施され、昼とは異なる幻想的な美しさが楽しめます。

見どころは「もみじのトンネル」、巴橋・待月橋の周辺、“飯盛山”の斜面の彩りなど多数あり、撮影スポットも多数見つけることができます。

シーズン中は道路・駐車場の混雑が激しいため、公共交通機関がおすすめです。

【基本情報】
見頃:11月中旬~11月下旬
住所:愛知県豊田市足助町飯盛 
問い合わせ先:0565-62-1272(豊田市足助観光協会)
入場料:無料・散策自由
駐車場:有料約670台(通常500円、11月は1,000円)
屋台 :「香嵐渓もみじまつり」期間中(11月1日 〜11月30日)出店予定 、ライトアップ終了時間まで。
アクセス
公共交通機関
・名鉄豊田線「浄水」駅より、とよたおいでんバスさなげ足助線(百年草行)に乗換え、「香嵐渓」バス停下車。
・名鉄三河線/豊田線「豊田市」駅より、名鉄バス矢並線(足助行)に乗換え、「香嵐渓」バス停下車。
・名鉄本線「東岡崎」駅より、名鉄バス岡崎・足助線(足助行)に乗換え、「香嵐渓」バス停下車。
※ 東岡崎経由でのお帰りのバスの便は、平日19:00以降はありませんのでご注意ください。
車の場合
猿投グリーンロード「力石IC」から約15分
東海環状自動車道「豊田勘八IC」から約20分

小原の四季桜(小原ふれあい公園)

豊田市小原地区の「小原ふれあい公園」は、春と秋に花を咲かせる珍しい「四季桜」で有名な穴場スポットです。

秋に咲く珍しい桜と紅葉のコラボレーションが楽しめます。遊歩道や休憩スペースもあり、のんびり散策をするのにおすすめです。

「小原ふれあい公園」に約300本、地区全体で約1万本の四季桜が植えられており、桜の淡いピンク×紅葉の赤や黄色という光景は他では見ることのできない美しいコントラストの景色が見られます。

毎年11月には「小原四季桜まつり」が開催され、桜と紅葉を一度に楽しむことができます。

【基本情報】
見頃 : 11月中旬~12月上旬 (四季桜まつりは9:00~16:00)
住所:愛知県豊田市小原町孫八456
問い合わせ先:0565-65-3808(豊田市小原観光協会)
入場料:無料
駐車場:有料200台(まつり期間中1,000円)
屋台:「小原ふれあい公園」9:00~16:00 特産の物を使った品々の販売、キッチンカーの出店
「川見四季桜の里」9:00~16:00 地元の特産品等販売
アクセス
公共交通機関 : 名鉄豊田市駅からバス(上仁木行き)で約1時間、「小原ふれあい公園」下車
車の場合
・ 猿投(さなげ)グリーンロード「中山IC」又は、東海環状自動車道「豊田藤岡IC」より国道419号を岐阜県瑞浪市方面へ直進15km(約30分)
・中央自動車道「瑞浪IC」より国道19号線市原交差点を明智方面へ、途中大川交差点で右折、国道419号線を豊田市方面へ直進約10km(約30分)

東山動植物園

名古屋市千種区にある「東山動植物園」は動物園・植物園・遊園地・スカイタワーが一体化した複合施設として人気があります。植物園エリアに約200本のモミジほか紅葉する樹木が美しいトンネルがあります。

イロハモミジやハナノキなど約500本の広葉樹が園内を彩ります。植物園の奥地周辺では、日本庭園の池を囲むモミジが水面に映る「逆さもみじ」を鑑賞できます。也有園では五色もみじの美しさも鑑賞できます。

園内は広く四季の風景を楽しみながら散策できるので家族・友人、カップルにもおすすめです。愛知県内でアクセスが良く、家族連れでも安心して紅葉狩りができる穴場スポットです。

【基本情報】
見頃:11月中旬~12月上旬
ライトアップ:2025年は、11/22(土)~24(月・休)、29(土)、30(日)、12/6(土)、7(日)の特定日の夜間まで開催しています。
住所: 愛知県名古屋市千種区東山元町3-70
問い合わせ先:052-782-2111
入園料:大人500円、中学生以下無料
駐車場:11か所計約1,600台(普通車800円)
アクセス
公共交通機関の場合 : 地下鉄東山線「東山公園駅」3番出口より徒歩3分
           地下鉄東山線「星ヶ丘駅」6番出口より徒歩7分
車の場合 : 東名高速道路名古屋ICより県道60号線を西へ約15分
名古屋高速四谷IC出口より一般道を東へ約10分

東山動植物園案内図はこちらから

東海地方の穴場スポット【三重】

水沢もみじ谷・旧穂原小学校の大銀杏・真手公園・丸山公園は、三重県内の秋の紅葉狩りが楽しめる名所の穴場です。それぞれの魅力、アクセス、紅葉の見頃についてくわしく解説します。

水沢もみじ谷

四日市市水沢町にある「水沢もみじ谷」は、百人一首にも詠まれた歴史ある紅葉の名所です。鈴鹿国定公園内に位置し、谷一帯には約300株のイロハモミジやアカシデなどの大木が谷底を包み込んでいます。

三重県内でも色づくのが遅い場所として知られ、鈴鹿山麓の豊かな自然の中に自生している数多くのモミジやカエデが、秋の深まりとともに谷底を一面の赤に染め上げる様子は圧巻です。

三重県内でも特に美しい紅葉を楽しめる穴場スポットとして、県外からも多くの紅葉狩り愛好者が訪れています。

【基本情報】
住所:三重県四日市市水沢町169
見頃:11月下旬~12月上旬
問い合わせ先:059-329-2001(四日市市水沢地区市民センター)
入場料:無料
駐車場:約20台
アクセス
公共交通機関の場合 : 公共交通の場合はJR四日市駅から宮妻口行きバス 約50分、終点下車 徒歩5分(本数が少ないため車がお勧めです。)
車の場合 : 東名阪道四日市ICより約25分

旧穂原小学校の大銀杏

南伊勢町伊勢路にある「旧穂原小学校の大銀杏」は、推定樹齢約400年の巨大なイチョウの木が校庭にそびえ立つ感動的な穴場スポットです。

「オハツキイチョウ」として町指定文化財(天然記念物)に登録されており、3階建ての校舎よりも高くそびえる姿は圧倒的な存在感を放っています。

黄金色に染まった葉が日差しに輝く光景は美しく、紅葉の時期には夜間のライトアップも実施され、昼間とは異なる幻想的な姿を楽しめます。

廃校となった小学校の校庭に立つ大銀杏という独特の設定が、ノスタルジックな雰囲気を演出し、県外からも多くの写真愛好家が撮影に訪れる三重県内でも注目の紅葉狩り穴場スポットです。

【基本情報】
見頃:11月中旬~11月下旬
住所:三重県度会郡南伊勢町伊勢路100
問い合わせ先:0599-66-1717(南伊勢町観光協会)
入場料:無料
駐車場:あり
アクセス:伊勢自動車道玉城ICより車で約30分
寄り道スポット : 「南伊勢河内の大銀杏」
        「旧穂原小学校」から国道260号経由約30分 
         元保育園だった「わかくさ園」とあわせて観光するのがおすすめです。

真手公園・丸山公園

大台町下真手にある「真手公園・丸山公園」は、近年話題となっている知られざる紅葉の穴場スポットです。丸山公園内にあるドウダンツツジが続くトンネルは、地元で「トトロの森」と親しみを込めて呼ばれています。

ドウダンツツジのトンネルはなだらかな坂と階段が続き、午前11時頃から太陽光が差し込むと紅葉が鮮やかさを増します。写真撮影や秋の散歩に最適です。

隣接する真手公園には持越池があり、美しい橋と東屋が配置された風情ある景観を楽しめます。特に橋の周辺では紅葉が見事に色づき、池に映る逆さもみじも堪能できます。

森を巡る散策ルートもあり、ゆったり歩きながら紅葉狩りを体験できます。三重県内でも新しい紅葉狩りの名所として注目を集める穴場スポットです。

【基本情報】
見頃:11月中旬~11月下旬
住所:三重県多気郡大台町下真手
問い合わせ先:0598-84-1050(大台町観光協会)
入場料:無料
駐車場:約12台(混雑時は真手地域総合センターを臨時駐車場として開設しています。)
アクセス
公共交通機関の場合 : JR紀勢本線三瀬谷駅から車で約10分
車の場合 : 紀勢自動車道大宮・大台ICから約8分

近年混雑時になると、路上駐車が増えて近隣の住民の方々の迷惑になることが増えてきているようです。

早い時間に観光するか、公共交通機関を利用するなど、迷惑行為にならないように、ぜひ、ルールを守って紅葉狩りを楽しんでください。

まとめ

東海地方の岐阜・愛知・三重で美しい紅葉を楽しめる穴場スポットは数多く存在します。

愛知県では多彩な紅葉狩り体験ができます。岐阜県では、それぞれに特色のある美しい秋の風景を堪能できるでしょう。三重県では、他では味わえない特別な紅葉狩り体験が待っています。

これらの穴場スポットは、それぞれに楽しめる魅力を持っています。東海地方の美しい秋の風景を心ゆくまで楽しんで、素敵な紅葉狩りの思い出を作ってください。

定番の名所とは一味違った秋の体験ができる場所ばかりですので、ぜひ一度、足を運んでみてください。

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