かざはやの里の紫陽花の見頃は?紫陽花傘の無料貸出しは晴れの日も!

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「かざはやの里」は、三重県津市にある「園芸福祉」を取り入れた花園です。

「かざはやの里」では6月に入り紫陽花が見頃を迎えつつあり、紫陽花まつりが開催されています。

「かざはやの里」には、軽食やお土産を販売する売店があり 例年、紫陽花まつり期間中に限定のスイーツ(あじさいソフトクリームなど)や軽食などが販売されています。

紫陽花の鉢植えや、「かざはやの里」オリジナルグッズ、地元の特産品などのお土産を購入できるショップもあります。

紫陽花の見頃になると日替わりで様々なキッチンカーも出店するそうです。

雨が降っていても綺麗に見える紫陽花の咲く「かざはやの里」の情報を紹介していきたいと思います。

紫陽花の見頃はいつ?

かざはやの里の紫陽花は、6月中旬が最も美しい見頃となります。かざはやの里では、5月30日から7月13日まで紫陽花まつりが開催されており、この期間中に美しい紫陽花を楽しむことができます。

5月下旬頃から額花が色づき始め、6月中旬頃に全品種の色が「美頃」と呼ばれる最も美しい状態になります。

かざはやの里では、紫陽花の開花状況を「色づき始め」「美頃」「シャビーシック」の3段階で表現しているため、訪問前にホームページやSNSで最新の開花情報をチェックするのがおすすめです。

特に今年は天候の影響で開花時期が変動する可能性があるため、SNSで写真を撮りたい方は6月10日から25日頃を狙って計画を立てると良いでしょう。

かざはやの里の紫陽花は53品種もあるため、時期によって異なる品種の美しさを楽しめるのも魅力です。

紫陽花が咲く風景

かざはやの里には53品種・77,700株という圧倒的な数の紫陽花が植えられており、その規模は「日本一美しい紫陽花園」と称されるほどです。33,000㎡の広大な丘陵地に咲き誇る紫陽花の光景は、まさに絶景そのものといえます。

これほど多くの紫陽花が一箇所に集まっている理由は、かざはやの里が長年にわたって品種収集と栽培技術の向上に取り組んできたからです。

一般的な青やピンクの紫陽花から、珍しい品種まで幅広く植栽されているため、見る場所によって全く異なる表情を楽しめます。特に「アナベル」と呼ばれる白い紫陽花エリアや、「レッドセンセーション」という赤い品種のエリアは圧巻の美しさです。

ハート型のあじさいは、普通のあじさいが花が重みで垂れ下がることでできあがります。最初からハートの形をした紫陽花が咲くわけではありません。普通の紫陽花の形が変わってハート型になるのですが、見つけられたら、ちょっと得した気分になれそうです。

丘陵地の高低差を活かした立体的な植栽により、どの角度から見ても美しい写真が撮影できるのがかざはやの里の魅力です。

かざはやの里の見どころ

巨大地上絵&デザイン植栽
特に注目されているのが「紫陽花で描かれた巨大な地上絵」です。

この地上絵は、広大な敷地(33,000㎡)の丘陵地を活かし、紫陽花の植栽で「恋のWAVE」「TSUWAVE」「あじさい時計」など、波や時計、ハートなどのデザインを表現しています。

これらは、上から眺めると一面の紫陽花がまるでアートのように見える仕掛けで、園内の高台や展望ポイントからその全景を楽しむことができます。特に「恋のWAVE」はカップルの写真スポットとしても人気です。

また、風早池を借景にした絶景スポットもあり、紫陽花と池のコントラストが美しく、写真映えするポイントとして多くの来園者を魅了しています。

ここでしか見られない珍しい紫陽花品種も多数植栽されています。

花手水(はなちょうず)
色とりどりの花が浮かぶ手水鉢はSNS映えスポットとして人気です。かざはやの里では、梅・藤・紫陽花など季節の花ごとに「花手水(はなちょうず)」が設けられています。

花手水とは、神社やお寺の手水舎(ちょうずしゃ)や手水鉢に季節の花を浮かべ、参拝者や来園者の心を癒す日本の新しい文化です。

コロナ禍で手水舎の利用が制限されたことをきっかけに全国に広まり、今ではインスタ映えスポットとしても人気になりました。

「かざはやの里」の花手水は、園内の受付を越えてすぐのところにあります。花手水は専任スタッフが手作業で制作していて定期的に花・デザインが入れ替わり、様々な絵柄を見せてくれます。

デザインもハート型や動物モチーフなど、季節やイベントごとに変わり、訪れるたびに違った花手水を楽しめます。

足湯体験
眺めの良い薬草足湯でリラックスできます。(花まつり期間中限定)
タオルは足湯のところで1枚100円で販売されています。

園内マップはこちらから

紫陽花傘は無料貸し出し中

紫陽花傘とは、フェリシモが開発した紫陽花の美しい柄がプリントされたデザインの傘のことです。かざはやの里をはじめとする全国34か所の紫陽花名所で無料貸し出しが行われており、SNS映えする写真撮影の必須アイテムとして大人気となっています。

紫陽花傘が注目される理由は、雨の日でも晴れの日でも写真撮影を楽しめる優れたアイテムだからです。傘を開くと紫陽花の美しい柄が広がり、実際の紫陽花と重なって撮影すると、まるで紫陽花に包まれているような幻想的な写真を撮ることができます。

2025年は「#紫陽花傘フォトコン2025」というSNSキャンペーンも6月1日から7月31日まで開催されており、素敵な写真を投稿すると賞品がもらえるそうです。

かざはやの里では、フェリシモの紫陽花傘を無料で借りることができ、天気に関係なく素敵な写真撮影を楽しめます。

紫陽花は雨の日でも美しく見えるイメージがありますが、紫陽花傘は雨の日はもちろん、晴れの日でも貸し出し可能で、紫陽花の花畑と傘を組み合わせて、フォトジェニックな写真を撮るのにぴったりです。

かざはやの里のアクセスと駐車場と入園料

「かざはやの里」へのアクセスは車の利用が便利です。無料駐車場が合計550台分完備されているため安心して訪問できます。

入園料は紫陽花の開花状況によって100円から1,500円まで変動する仕組みで、最も美しい見頃の時期が最高料金となります。

アクセス

車を利用の場合
伊勢自動車道「久居 IC」より8分

公共交通機関を利用の場合
近鉄名古屋線久居駅(特急停車)下車→西口より三重交通バス榊原車庫前行→「戸木神社前」下車 徒歩15分

三重交通バス「戸木神社前」発着時に合わせ JA戸木駐車場 ⇄ かざはやの里入口を無料送迎バス で送迎しています。
【送迎期間】6月7日から7月6日まで 毎日運行

時刻表、駐車場マップは 公式サイト から

駐車場

利用料金 無料

第1駐車場300台・第2駐車場100台・西駐車場50台・ゴルフ場駐車場100台・大型観光バス10台

かざはやの里の入園料

※花の見頃により変動 

大人(18歳以上) 100円~1,500円(最高美)
中人(13歳〜17歳)0円~ 750円(最高美)
小人(0歳〜12歳)
障がい者手帳持参者(付添の健常者有料)
無料

かざはやの里の概要

所在地:三重県津市戸木町4096(伊勢温泉ゴルフクラブ内)風早池のほとり、約78,000㎡の丘陵地に位置
電話番号:050-1721-08471

施設の特徴
障がい者施設の利用者と職員が協働して「梅565本、藤900本、紫陽花77,700株、秋桜」の管理をしています。
「園芸福祉」を日本で初めて取り入れた花園として福祉と環境の融合に取組んでいるそうです。

年中無休:季節ごとに異なる花の祭りを開催しています。
営業時間:8:00~17:00または18:00(花まつり期間中は無休です。)

主な花とイベント

2月上旬~3月下旬「梅まつり」

4月中旬~5月上旬「藤まつり」
紫陽花
6月~7月「紫陽花まつり」
秋の花
秋「秋花まつり」

名前の由来
敷地内の「風早池」からつけられました。池は垂仁天皇が紀元35年に作った灌漑池のひとつです。
戦国時代に津城藩主「藤堂高虎」が灌漑工事を手掛けた土地に「風早」とつけたことから「風早池」と名付け、現在も県内有数の田畑の水資源となっています。

河童伝説
近隣の雲出川から風早池に河童が移り住んだという伝承から「かっぱのふるさと」とも呼ばれています。

周辺観光
VISON(ヴィソン)商業リゾート施設:車で約32分
専修寺(国宝に指定):車で約25分

まとめ

「かざはやの里」の園芸福祉は、障がい者と職員が協力して花園を育てることで、福祉的支援と地域・環境貢献を両立させる、日本初の先進的な取り組みです。

「かざはやの里」では、誰でも無料で「紫陽花傘」を借りて園内の紫陽花と一緒に写真撮影を楽しめます。雨の日も晴れの日も、紫陽花の絶景とともに素敵な写真を残せる人気のサービスです。

かざはやの里は、花景色や自然、福祉と環境の融合を体感できる見どころが満載の癒しのスポットです。

四季折々の花と福祉、自然が調和した癒しのスポットとして、観光や休憩、家族やペットとのお出かけにもおすすめです。

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