「このミステリーがすごい!」大賞、第25回は、過去最多となる731作品の応募作から、大賞1作品と文庫グランプリ2作品が選ばれました。
第25回『このミステリーがすごい!』受賞作は、宇宙を舞台にした本格ミステリーから、競走馬をめぐる物語、犯人当てを競技として描く新感覚の作品まで、個性豊かなラインアップです。
「受賞作はどんなあらすじなの?」「選考委員からの評価は高い?」「作家はどんな人物で、いつ発売されるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
購入する作品を決めるなら、物語の魅力だけでなく、選考委員が評価したポイントや刊行予定も押さえておきたいところですね。
そこで当記事では、第25回『このミステリーがすごい!』受賞作3作品について、ネタバレなしのあらすじや評価、作家プロフィール、受賞コメントなどを紹介します。
【この記事でわかること】
・第25回の大賞・文庫グランプリ受賞作と作者名
・3作品のあらすじと選考委員による評価
・過去最多731作品から受賞作が選ばれた経緯
・受賞作の特徴と今後の刊行に向けた注目ポイント
第25回『このミステリーがすごい!』受賞作は3作品!
第25回『このミステリーがすごい!』大賞では、白峰仁さんの『四グラムの断罪』が大賞を受賞しました。
さらに、一戸了さんの『密室少女とノーマッド』、織戸久貴さんの『嘘と魔法の庭』が文庫グランプリに選ばれています。
宇宙空間の不可能犯罪、北海道の競走馬育成、犯人当てを競技化した世界という、方向性の異なる3作品がそろいました。まずは受賞結果と、それぞれの物語の特徴を見ていきましょう。
大賞は白峰仁『四グラムの断罪』
第25回の大賞に輝いたのは、白峰仁さんの『四グラムの断罪』です。
物語の舞台は宇宙ホテル。宇宙開発企業のCEOが、宇宙空間を飛来した微小な破片によって命を落とすという、異色の事件から始まります。
凶器となったのは、重さわずか4グラムのチタンボルト。小さな破片が、なぜ、どのようにして被害者に命中したのかが大きな謎になります。
事件の調査に乗り出すのは、スペースデブリの回収を生業とする元天才設計者の嵯峨です。
ボルトの軌道を解析するうちに、20年前の有人実験船の事故と、嵯峨自身の過去が結びついていきます。
宇宙の物理法則を利用した犯罪なのか、それとも偶然が重なった悲劇なのか。科学的な謎解きと人間ドラマが絡み合う本格宇宙ミステリーです。
文庫グランプリは『密室少女とノーマッド』『嘘と魔法の庭』
文庫グランプリには、一戸了さんの『密室少女とノーマッド』と、織戸久貴さんの『嘘と魔法の庭』が選ばれました。
『密室少女とノーマッド』は、北海道の日高地方を舞台に、競走馬を育てる女性と、人目に耐えられない少女が謎を解いていく物語です。
競走馬の育成を担う専門職「コンサイナー」という珍しい仕事を軸に、牧場で起きる事件や少女との交流が描かれます。
『嘘と魔法の庭』は、犯人当てが囲碁や将棋のようなプロ競技として確立された世界を舞台にした本格ミステリーバトル小説です。
プロ選手にあたる「当士」の船戸衿は、師匠との決別をきっかけにスランプへ陥ります。
そこへ現れた少女が、誰も解けなかった難問の正解を知っていると告げたことで、物語が動き出します。
応募総数731作品から選ばれた受賞作
第25回『このミステリーがすごい!』大賞には、過去最多となる731作品が応募されました。
1次選考を通過したのは19作品、2次選考を通過して最終選考に進んだのは8作品です。その中から大賞1作品と文庫グランプリ2作品が選ばれました。
多くの応募作の中から、異なる魅力を持つ3作品が受賞したことが今回の大きな特徴です。
最終選考では、大森望さん、瀧井朝世さん、西上心太さんの3人が審査を担当しました。
最終候補から上位3作品に絞り込む段階は比較的スムーズだった一方、大賞を決める議論では、選考委員それぞれの推す作品が分かれたと公式選評で紹介されています。
最終的に『四グラムの断罪』は、宇宙を舞台にした設定のインパクトや、物語の構成力などが評価され、大賞に選ばれました。
受賞結果の詳細や選考委員の講評は、宝島社の公式サイトでも確認できます。
作品のあらすじだけでなく、選考の背景まで知りたい方は、『このミステリーがすごい!』大賞公式サイトもチェックしてみてください。
受賞作は刊行に向けて改題される可能性もあるため、書籍を購入する際は最新の公式情報を確認するのがおすすめです。
『四グラムの断罪』のあらすじと評価
『四グラムの断罪』は、宇宙空間の物理法則を利用した不可能犯罪と、過去の事故にまつわる因縁を描いた本格ミステリーです。
現役外科医という経歴を持つ白峰仁さんが、医療ではなく宇宙を舞台に選んだ点も注目されています。
ネタバレなしのあらすじ
物語の舞台は、一泊3,000万円という高額な宿泊費を誇る民間宇宙ホテルです。
宇宙開発企業のCEO・嘉山正臣が、ホテルに滞在中、喉元を撃ち抜かれて死亡します。
凶器と考えられたのは、わずか4グラムのチタンボルト。秒速7.8キロメートルという速度で宇宙ホテルの外壁を貫通した破片が、事件の鍵を握ります。
調査によって、チタンボルトは20年前に爆発事故を起こした有人実験船の残骸であることが判明します。
事件の謎を解くために呼ばれたのは、かつて宇宙船の設計主任を務めながら、事故の責任を負わされて表舞台を去った嵯峨です。
現在は宇宙空間でスペースデブリの回収を生業としている嵯峨が、ボルトの軌道を解析していきます。
偶然の軌道によって起きた事故なのか、それとも誰かが物理法則を利用して仕組んだ完全犯罪なのか。
謎を追う過程では、宇宙開発をめぐる過去の因縁や、孤独を抱えて生きる人物たちの姿も浮かび上がります。
選考委員が評価した見どころ
『四グラムの断罪』の大きな魅力は、宇宙空間ならではの条件をミステリーの仕掛けに取り入れた独創性です。
凶器がどのような軌道をたどり、どのようにして被害者に命中したのかという謎を、物理法則や計算を手掛かりに解き明かしていきます。
大森望さんは、探偵側と犯人側が計算を重ねる構成を高く評価し、前例のないスケールのハウダニットとして称賛しました。
瀧井朝世さんが注目したのは、宇宙で暮らす男の孤独と、暗く静かな宇宙空間の描写です。
西上心太さんは、登場人物が少ない中でも長編を支えるプロットの構築力を評価しました。
白峰仁の作家プロフィールと受賞コメント
白峰仁さんは山口県下関市生まれで、東京大学医学部医学科を卒業した現役外科医です。
幼少期は富山県や大阪府、愛媛県などで過ごし、現在は東京都在住とされています。
医療の現場で働きながら小説を執筆し、第25回『このミステリーがすごい!』大賞でデビューの機会をつかみました。
専門職としての経歴が注目を集めていますが、受賞作の舞台は医療現場ではなく、宇宙空間です。
白峰さんは受賞コメントで、映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を観て「自分にも書けるかも」と感じたことが執筆の始まりだったと語っています。
原作を読んでいたものの、映像で受けた衝撃が創作へのきっかけになったそうです。
さらに、謎や仕掛けだけでなく、人間が何を考え、どう動くのかを文章で表現することも大切にしたと明かしています。
『四グラムの断罪』は、理系的な発想を生かしたトリックと、人間の内面を描く姿勢が合わさった作品として期待されています。
『密室少女とノーマッド』のあらすじと評価
一戸了さんの『密室少女とノーマッド』は、北海道の日高地方を舞台に、競走馬を育てる女性と引きこもりの少女が不思議な事件に向き合う物語です。
競馬の専門職であるコンサイナーを中心に据えた設定と、少女との関係が変化していく過程が特徴です。
ネタバレなしのあらすじ
主人公の白神紗智は、北海道の日高地方で競走馬となる仔馬を育て、セリ市場へ送り出すコンサイナーとして働いています。
コンサイナーは、馬主や牧場から預かった馬を育成・調教し、競りに出すまでを支える専門職です。紗智は、買い手がつかなかった馬を立派に育て上げたことから、ある有力馬主と親しくなります。
ところが、その馬主から持ちかけられたのは、学校での出来事をきっかけに視線恐怖症となり、引きこもりや不登校になった娘を預かってほしいという意外な依頼でした。
ボストンキャリーバッグに入った状態で紗智のもとに現れた中学生の久我つばめ。こうして、馬の育成に取り組む紗智と、心を閉ざしたつばめの共同生活が始まります。
2人は市場価値10億円ともいわれる有望なサラブレッドを育てながら、牧場で起きるさまざまな謎を解き明かしていきます。
事件を通して少しずつ距離を縮めていく2人ですが、やがて高額な競走馬をめぐる大きな騒動に巻き込まれます。
選考委員の評価と気になるポイント
『密室少女とノーマッド』は、3作品の中でも読みやすさと親しみやすいキャラクターが評価された作品です。
大森望さんは、誰が読んでも面白いと思えるエンターテインメント性を高く評価しました。
瀧井朝世さんは、北海道の自然やコンサイナーという珍しい職業、キャラクターの分かりやすさに注目し、シリーズ化への期待も示しています。
西上心太さんも、冒頭から読者を引き込む展開と、これまであまり知られていないコンサイナーという職業設定を新鮮に感じたと評しています
一方、選考委員からは、物語が都合よく進みすぎることや、キャラクターが類型的に感じられること、終盤の事件が作品の規模を超えて大きくなってしまうことなどが指摘されました。
また、瀧井さんはタイトルの「密室少女」という呼び名と、実際の少女の境遇との間に違和感があるとも述べています。
一戸了の作家プロフィールと受賞コメント
一戸了さんは1981年7月11日生まれで、秋田県秋田市出身、茨城県つくば市在住とされています。慶應義塾大学法学部法律学科を卒業し、長年にわたって小説の創作活動を続けてきました。
創作への意欲を失い、いわゆるバーンアウト状態に陥った時期もあったそうですが、再び小説を形にし、『密室少女とノーマッド』で文庫グランプリを受賞しました。
一戸さんは受賞コメントで、創作活動から離れていた時期を振り返りながら、心の奥に残っていた情熱によって再び作品を書き上げられたと語っています。
また、自分の好きなものを詰め込んだ作品であり、執筆そのものがとても楽しかったとも述べています。
競走馬の血統や馬体について深い関心を持ってきたことが、作品の舞台や描写にも生かされています。
『密室少女とノーマッド』の魅力は、専門的な競馬の世界と、少女が少しずつ他者との関係を築いていく物語を組み合わせた点にあります。
一戸さん自身が長く親しんできた題材を取り入れているため、競走馬の育成に関する設定も作品の個性になっています。
『嘘と魔法の庭』のあらすじと評価
織戸久貴さんの『嘘と魔法の庭』は、犯人当てがプロ競技になった世界を舞台に、本格ミステリーと青春スポーツ小説の要素を組み合わせた作品です。
主人公は、優れた推理力を持ちながら、師匠との決別をきっかけに苦境へ陥った当士の船戸衿。選考委員からは独創的な発想やミステリーへの深い理解が評価されました。
ネタバレなしのあらすじ
『嘘と魔法の庭』の世界では、犯人当てが囲碁や将棋のような伝統的なプロ競技として確立されています。
競技に参加する選手は「当士」と呼ばれ、出題された事件の謎を読み解き、解答の速さと論理的な正確さを競います。
主人公の船戸衿は、タイトル戦の最終局でわずか2分15秒という驚異的なタイムで正解を導き出し、「魔術師」のタイトルを獲得します。
しかし、栄光を手にした直後、衿は出題者である師匠の有屋環から突然破門されます。
さらに師匠が自死するという悲劇が重なり、衿は競技で勝てなくなってしまいます。
実力を持ちながらも、心の整理がつかずに苦しむ衿の前に現れたのが、中学生の少女・沢良木あやりです。
あやりは、衿が過去に作成し、プロを含めて正答者が一人もいなかった難問「シミュレーション館の殺人」の真相を見抜いたと告げます。
衿は少女との出会いを通して、再び推理と向き合うことになります。
選考委員が絶賛した新本格ミステリーの魅力
『嘘と魔法の庭』は、選考委員の大森望さんが特に強く推した作品です。
大森さんは、細部まで考え抜かれた構成や、本格ミステリーに関するマニアックな要素を物語に取り込んだ点を高く評価しました。
また、小川哲さんの『君のクイズ』を思わせる導入や、『地雷グリコ』以後の本格ミステリーを意識した作品として、その新しさを称賛しています。
瀧井朝世さんは、作中に実際のミステリー作家や作品、推理小説の様式に関する言及が多く登場する点に注目しました。
競技で用いられる問題そのものも、ミステリー好きが楽しめる要素になっています。
西上心太さんも、当士のヒロインが苦闘する物語と、本格ミステリーのマニアックなテーマを組み合わせた着想を評価しました。
一方で、競技用の問題がどのように供給されるのか、当士がどのように収入を得ているのかなど、世界設定の説明には課題があるとの指摘も出ています。
織戸久貴の作家プロフィールと受賞コメント
織戸久貴さんは1992年1月生まれで、神奈川県小田原市出身、京都府京都市在住とされています。
同志社大学文学部を卒業し、在学中は同志社ミステリ研究会に所属していました。
ミステリーの創作や理論に親しんできた経験が、『嘘と魔法の庭』の本格推理を軸にした発想にもつながっていると考えられます。
また、SF短編「夏の結び目」で第9回創元SF短編賞の大森望賞を受賞した経歴もあります。
織戸さんは受賞コメントで、自分一人では小説を書き続けられなかったと振り返り、同志社ミステリ研究会の友人や同人活動で出会った仲間、家族への感謝を伝えています。
創作を続けるうえで、周囲の人たちとのつながりが大きな支えになっていたことがうかがえます。
第25回『このミステリーがすごい!』受賞作の発売日と賞金
第25回『このミステリーがすごい!』受賞作は、2027年1月から3月にかけて順次刊行される予定です。
大賞の『四グラムの断罪』は単行本、文庫グランプリの2作品は宝島社文庫として刊行予定とされています。
発売日や販売形態の詳細は変更される可能性があるため、購入前に公式情報を確認しましょう。
3作品の刊行予定は2027年1月から3月
大賞を受賞した白峰仁さんの『四グラムの断罪』は、2027年1月に単行本として刊行予定です。
続いて、文庫グランプリの一戸了さん『密室少女とノーマッド』が2027年2月、織戸久貴さん『嘘と魔法の庭』が2027年3月に宝島社文庫から刊行される予定とされています。
3作品は舞台や物語の方向性が大きく異なるため、好みのジャンルから選ぶのもよいでしょう。
刊行時期は予定であり、正式な発売日や書影、価格などは出版社からの発表を確認する必要があります。
発売前に情報を追いたい方は、宝島社の公式サイトや書店の新刊案内を定期的に確認するのがおすすめです。
特に刊行日が近づくと、正式なタイトル表記や商品情報が更新されることがあります。
受賞発表時の情報と発売時の情報が異なる場合もあるため、予約や購入を検討する際には最新の告知を基準にしましょう。
大賞1,200万円・文庫グランプリ各100万円
第25回『このミステリーがすごい!』大賞の賞金は1,200万円です。文庫グランプリは2作品が選ばれ、それぞれ100万円、合計200万円となっています。
新人作家の発掘を目的とする文学賞の中でも、大賞の高額賞金は同賞の大きな特徴です。
作品の評価だけでなく、受賞をきっかけに商業出版へ進める点にも注目が集まります。
『このミステリーがすごい!』大賞は、受賞作を刊行し、新人作家が読者に作品を届ける機会をつくる賞です。
選考委員3人の推しが分かれた最終選考の舞台裏
第25回の最終選考では、大森望さん、瀧井朝世さん、西上心太さんの3人が審査を担当しました。
最終候補の8作品から上位3作品に絞り込んだ後、選考委員それぞれが異なる作品を強く推したため、大賞を決める議論が白熱したとされています。
大森さんは『嘘と魔法の庭』、瀧井さんは『四グラムの断罪』、西上さんは『密室少女とノーマッド』をそれぞれ推しました。
3作品の魅力が大きく異なっていたことが、評価の分かれた背景にあると考えられます。
『四グラムの断罪』は宇宙空間を舞台にした設定の独創性、『密室少女とノーマッド』は高い読みやすさとキャラクター、『嘘と魔法の庭』は推理競技という斬新な発想が特徴です。
どの作品にも評価すべき点があり、選考委員が重視する要素の違いが議論に表れたといえるでしょう。
最終的には、総合ポイントでわずかにリードしていた『四グラムの断罪』が、設定のインパクトなどを評価されて大賞に選ばれました。
選考委員からは各作品の長所だけでなく、展開のリアリティや世界設定などの課題も指摘されています。
『このミステリーがすごい!』大賞とランキングの違い
『このミステリーがすごい!』大賞と、年末に発表される『このミステリーがすごい!』ランキングは、名前が似ていますが目的が異なります。
『このミステリーがすごい!』大賞は未発表の小説原稿を対象に新人作家を発掘し、商業出版につなげることを目的とした公募文学賞です。
応募者は未発表の小説原稿を提出し、選考委員による審査を受けます。受賞作は刊行後に映像化やシリーズ化へ発展する例もあります。
一方、『このミステリーがすごい!』ランキングはすでに刊行されたミステリー作品を対象に、その年に注目すべき本を選ぶ年間ランキングです。
新人賞のように未発表原稿を募集するのではなく、すでに読者が購入できる作品が対象になります。
ランキングは、多くの作家や評論家、書店関係者などの投票をもとに、その年のミステリーの潮流を振り返る企画です。
国内編と海外編があり、国内の作品だけでなく、翻訳ミステリーの動向を知る手掛かりにもなります。
年末に刊行されるガイドブックでは、上位作品の紹介や関連情報を通じて、次に読む本を探すことができます。
すでに発売されている作品が中心なので、気になる本を見つけたらすぐに書店や図書館で探せるのも特徴です。
第25回のランキング受賞結果
- 2026年版国内編1位 / 櫻田智也さんの『失われた貌』
- 2026年版海外編1位 / リチャード・デミングさんの『私立探偵マニー・ムーン』
まとめ
当記事では、第25回『このミステリーがすごい!』受賞作について紹介しました。
大賞は白峰仁さんの『四グラムの断罪』で、宇宙空間を舞台にした独創的な謎解きと人間ドラマが魅力です。
文庫グランプリには、一戸了さんの『密室少女とノーマッド』、織戸久貴さんの『嘘と魔法の庭』が選ばれ、それぞれ競走馬の育成をめぐる物語と、犯人当てを競技化した新感覚の本格ミステリーを描いています。
刊行は2027年1月から3月にかけて予定されています。
3作品はそれぞれ個性が異なるため、あらすじや選考委員の評価を参考に、自分の好みに合う作品を選んでみてください。
発売日や商品情報は、刊行が近づいたら公式発表で最新情報を確認しましょう。

