2026年に愛知・名古屋で開催される第20回アジア競技大会では、eスポーツが正式なメダル競技として実施されます。
日本は11種目13タイトルのうち7種目9タイトルに出場し、25名の選手と4名のコーチがTEAM JAPANとして挑みます。
日本はどの種目が強いのか、メダルを狙えるタイトルはどれなのか気になりますよね。また、日本代表の選手や競技日程、会場、放映情報も気になるところです。
そこで当記事では、第20回アジア競技大会eスポーツ競技について、日本がメダルを狙える種目を中心に、代表選手や開催日程、会場、チケット、放映情報まで紹介します。
【この記事でわかること】
・第20回アジア競技大会eスポーツ競技で日本が出場する種目と注目選手
・第20回アジア競技大会eスポーツ競技の開催日程・会場・アクセス
・第20回アジア競技大会eスポーツ競技のチケット・放映情報
・第20回アジア競技大会eスポーツ競技のルールと見どころ
第20回アジア競技大会eスポーツ競技で日本は強い?
結論からいうと、第20回アジア競技大会eスポーツ競技の日本は、すべてのタイトルで強いわけではありませんが、複数の種目でメダルを狙える実力を持っています。
特に対戦格闘、ぷよぷよ、グランツーリスモ7などは、日本選手の実績や競技環境を考えると注目度の高い種目です。
eスポーツではタイトルごとに競技人口やプロリーグの規模、強豪国が大きく異なります。
第20回アジア競技大会eスポーツ競技で日本の現在地を知るには、代表選手の実績と種目ごとの特徴を分けて見ることが必要になります。
日本がメダルを狙える種目
第20回アジア競技大会eスポーツ競技で日本が特に注目されるのは、対戦格闘団体戦、ぷよぷよeスポーツ、グランツーリスモ7、ポケモンユナイトです。
いずれも日本選手の実績や国内での競技基盤があり、海外勢との戦いでも日本代表の活躍が期待されるタイトルです。
対戦格闘団体戦では、ストリートファイター6のひぐち選手、鉄拳8のNOBI選手、THE KING OF FIGHTERS XVのscore選手がチームを組みます。
異なるゲームのトッププレイヤー3人が、それぞれのタイトルで得た勝ち点をチームの成績につなげる特殊な方式です。
第20回アジア競技大会eスポーツ競技では、単独タイトルの強さだけでなく、3タイトルを合わせたチームとしての総合力がポイントになります。
日本が特に注目したいのは、対戦格闘団体戦、eFootball、グランツーリスモ7、ぷよぷよeスポーツです。
いずれも日本代表として選出された選手に、国内外の大会で実績を持つ選手が含まれています。
対戦格闘団体戦では、Street Fighter 6にひぐち選手、鉄拳8にNOBI選手、THE KING OF FIGHTERS XVにSCORE選手が出場します。
3タイトルそれぞれの代表選手がチームを組み、1つのメダルを争う方式です。
また、eFootballではTess選手とlemon-pop選手、グランツーリスモ7では國分諒汰選手、ぷよぷよeスポーツではゆうき選手が日本代表に選出されています。
ゆうき選手は、2026年にはぷよぷよグランプリファイナルを制して年間王者となった選手です。
ポケモンユナイトも日本代表に注目したい種目です。日本代表にはFENNELやREJECTなど国内の主要チームで活動する選手が名を連ねています。
特に個人技が結果に直結するタイトルでは、選手自身の実力が大きな見どころになります。
日本代表の注目選手と実績
第20回アジア競技大会eスポーツ競技で最も話題を集める日本代表の一人が、ぷよぷよeスポーツの栗原悠輝選手です。
11歳でTEAM JAPANに選ばれた栗原選手は、今回の大会で最年少代表として大きな注目を浴びています。
栗原選手は幼少期からぷよぷよを続け、小学1年生から本格的に練習を始めました。YouTubeの動画などを参考に大連鎖の組み方を研究し、最大19連鎖を達成した経験もあります。
普段の練習時間は1日1〜2時間で、学業と競技を両立してるそうです。
栗原選手は日本代表として金メダルを目指す意気込みを示しており、過去の大会最年少メダリスト記録の更新にも関心が集まっています。
また、対戦格闘団体戦のひぐち選手、NOBI選手、score選手も注目の存在です。
第20回アジア競技大会eスポーツ競技では、普段のプロチーム戦とは異なり、日本という国を背負って3人が協力するため、個人の技術だけでなくチームとしての対応力も勝敗を左右すると考えられてます。
第20回アジア競技大会eスポーツ競技はいつから?
第20回アジア競技大会eスポーツ競技は、2026年9月23日から10月2日まで、10日間にわたって開催されます。会場は愛知県常滑市のAichi Sky Expoです。
eスポーツは大会期間中に複数のセッションに分かれて実施されるため、観戦したいタイトルがある場合は日程を事前に確認しておくことが大切です。
競技日程と各種目の決勝日
第20回アジア競技大会eスポーツ競技は、10日間の日程で各タイトルのメダルセッションが行われます。種目によって決勝日が異なるため、目当ての日本代表を応援したい場合は競技日を確認しておくことが大切です。
主な決勝日は、9月23日がグランツーリスモ7とeFootball、9月24日がNaraka: Bladepoint、9月26日がぷよぷよeスポーツと対戦格闘団体戦です。
日本代表が出場する種目を中心に見るなら、9月23日と9月26日は特に注目したい日程ですね。
続いて9月27日はポケモンユナイト、9月29日はPUBG Mobile、9月30日はIdentity V 第五人格が予定されています。
なお、9月28日はHonor of Kings、10月1日はモバイル・レジェンド:Bang Bang、10月2日はリーグ・オブ・レジェンドの決勝日です。
日本代表が参加しないタイトルも含まれているため、アジア各国の強豪同士による戦いにも注目です。
9月22日から始まるeFootballの先行競技
第20回アジア競技大会eスポーツ競技では、eFootballのグループステージだけが9月22日から先行して実施されます。
大会全体の開会式は9月23日ですが、eFootballを楽しみにしている場合は開会式を待つ必要がありません。
日本代表はPCプラットフォームのTess選手とモバイルプラットフォームのlemon-pop選手によるチームで出場します。
異なるプラットフォームのトップ選手が組む編成になっている点も、第20回アジア競技大会eスポーツ競技ならではの見どころです。
グループステージを経てメダルを争うため、序盤から日本代表の戦いを確認できます。
eFootballに詳しくない場合でも、PCとモバイルの選手がそれぞれどのような役割を担うのかを見ると、競技の仕組みを理解しやすくなります。
第20回アジア競技大会eスポーツ競技の会場は?
第20回アジア競技大会eスポーツ競技の会場は、愛知県常滑市にあるAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)です。
展示ホールDが競技会場となり、グループステージから決勝、表彰式まで行われます。
Aichi Sky Expoで開催
会場となるAichi Sky Expoは、中部国際空港セントレアに直結する国際展示場です。
第20回アジア競技大会eスポーツ競技では、会場内にメインステージやサブステージが設けられ、複数のタイトルが同じ施設内で開催されます。
愛知県常滑市のセントレア空港に近い立地のため、遠方から観戦に訪れる場合にも移動計画を立てやすい会場といえます。
現地観戦では、ゲーム画面だけでなく選手の入場や会場の雰囲気、国旗を背負ったTEAM JAPANの戦いも楽しめます。
普段のeスポーツ大会とは異なり、アジア競技大会という総合スポーツ大会の舞台で行われる点も魅力ですね
会場へのアクセスと駐車場
Aichi Sky Expoへは、名鉄空港線の中部国際空港駅から徒歩ですぐアクセスできます。
観客の来場は公共交通機関の利用が基本とされているため、電車の利用が推奨されています。
大会期間中は指定駅などから会場へ向かう無料シャトルバスも用意されます。
車いす利用者向けには、事前予約制のアクセシブルシャトルも運行されるため、必要な場合は利用条件を確認しておくことが大切です。
車で向かう場合には、指定駐車場に車を停めて無料シャトルバスへ乗り換えるパークアンドバスライドも用意されます。
観客用駐車場は原則として事前予約制なので、車での来場を考えている場合は早めの確認が必要です。
第20回アジア競技大会eスポーツ競技では多くの観客が集まる可能性があるため、当日に会場周辺で駐車場所を探すより、公共交通機関や事前予約できる輸送サービスを利用するほうがスムーズです。
大会名 : 第20回アジア競技大会(愛知・名古屋2026)eスポーツ競技
開催期間 : 2026年9月23日〜10月2日(10日間)
会場: Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)展示ホールD(愛知県常滑市セントレア5丁目10番1号)
競技規模 : 11種目13タイトル(日本代表参加は7種目9タイトル)
第20回アジア競技大会eスポーツ競技のチケットは?
第20回アジア競技大会eスポーツ競技の観戦チケットは、2026年6月30日から一般販売が始まっています。購入する場合は、事前に応援IDを登録しておく必要があります。
チケットの販売開始日と購入方法
観戦チケットの一般販売は2026年6月30日から開始されました。第20回アジア競技大会eスポーツ競技を会場で観戦したい場合は、公式のチケット販売情報を確認して、希望する競技日の販売状況をチェックすることが必要です。
また、チケット購入には、アジア競技大会の観戦に利用する「応援ID」の事前登録が必要です。
チケットを購入する段階で慌てないよう、観戦を予定している場合は先にアカウント手続きを済ませておくと安心です。
日本代表の試合を狙って観戦する場合は、各タイトルの競技日も合わせて確認しましょう。
第20回アジア競技大会eスポーツ競技ではタイトルごとに決勝日が異なるため、すべての競技日程を把握してからチケットを選ぶと予定を立てやすくなります。
応援IDと駐車場予約について
応援IDは、第20回アジア競技大会eスポーツ競技の観戦チケット購入に必要となる事前登録システムです。
チケット購入を考えている場合は、応援IDの登録方法を確認しておくとスムーズに購入できるでしょう。
また、車で会場へ向かう場合はチケットとは別に駐車場の手配も必要になります。
パークアンドバスライドなどで利用する観客用駐車場は原則予約制となっているため、車での観戦を考えている人は駐車場の予約情報も忘れずに確認しましょう。
公共交通機関を利用できる場合は、中部国際空港駅から会場へ向かう方法もあります。
第20回アジア競技大会eスポーツ競技では混雑も想定されるため、当日の移動時間には余裕を持たせておくと安心です。
第20回アジア競技大会eスポーツ競技の放映・視聴方法
第20回アジア競技大会eスポーツ競技は、国内ではTBSスポーツのYouTube公式チャンネルで無料ライブ配信が行われます。
現地まで行けない場合でも、日本代表の試合をリアルタイムで楽しめる機会があります。
TBSスポーツYouTubeでライブ配信
国内向けの日本語ライブ配信は、TBSスポーツのYouTube公式チャンネルで実施されます。
メダルセッションを中心に、一部グループステージも配信されるため、第20回アジア競技大会eスポーツ競技を自宅から観戦したい人にも利用しやすい方法です。
競技ごとに実況や解説のキャストも用意されます。eFootballでは岸大河さん、ストリートファイター6ではふり〜ださんやストーム久保さん、PUBG MobileではOooDaさんや山内隼鷹さんなどが出演予定です。
ゲームを普段からプレイしている人だけでなく、eスポーツを初めて見る人にとっても実況・解説は大きな助けになります。
第20回アジア競技大会eスポーツ競技で何が起きているのか分からない場合でも、試合のポイントを理解しながら観戦できます。
OCA公式サイトで海外向け配信
日本向けの配信対象外となるタイトルについては、アジアオリンピック評議会(OCA)の公式配信サービス「OCA Asian Games TV」で英語中継が行われます。
日本代表が出場しないタイトルを含め、海外勢の戦いまで見たい場合にチェックしたい配信先です。
第20回アジア競技大会eスポーツ競技では、タイトルによって国内配信の対象が異なります。
日本代表を中心に見るならTBSスポーツの配信、アジア全体の戦いまで追いたいならOCAの配信というように、目的に合わせて視聴方法が変わります。
(出典:Olympics.com)
第20回アジア競技大会eスポーツ競技の日本代表は誰?
第20回アジア競技大会eスポーツ競技では、日本は7種目9タイトルに出場し、選手25名とコーチ4名の計29名がTEAM JAPANとして登録されています。
すべてのタイトルに日本代表が出場するわけではありません。
7種目9タイトルの日本代表
eFootballはTess選手とlemon-pop選手、グランツーリスモ7の國分諒汰選手が日本代表に選ばれています。
対戦格闘団体戦には、ストリートファイター6のひぐち選手、鉄拳8のNOBI選手、KOF XVのscore選手が出場します。
Identity V 第五人格では7名、ポケモンユナイトでは6名、PUBG Mobileでは5名が代表選手として選出されています。
各タイトルで国内プロシーンを支える選手が集まり、第20回アジア競技大会eスポーツ競技でアジアの強豪国と対戦します。
ぷよぷよeスポーツでは栗原悠輝選手が個人戦に出場します。11歳という年齢だけでなく、全国大会やぷよぷよグランプリファイナルでの優勝経験を持つ点も注目ポイントです。
LoLなど4タイトルに日本代表が出場しない理由
日本は13タイトルのうち、リーグ・オブ・レジェンド、Honor of Kings、モバイル・レジェンド:Bang Bang、Naraka: Bladepointの4タイトルには代表を派遣しません。
第20回アジア競技大会eスポーツ競技では、全タイトルへの派遣ではなく、7種目9タイトルに絞っています。
JESUは派遣について、JOCの選考基準などを踏まえ、日本代表として十分な活躍が期待できる種目を優先して選考したと説明しています。
JESU側は、11種目13タイトルすべてへの派遣を断念したことを「苦渋の判断」としています。
特にLoLは世界規模の競技人口とプロシーンを持つ人気タイトルだけに、日本代表が出場しないことは大きな話題になりました。
第20回アジア競技大会eスポーツ競技の種目は?
第20回アジア競技大会eスポーツ競技では、全11種目13タイトルが正式なメダル種目として実施されます。日本はそのうち7種目9タイトルに出場し、4タイトルには代表を派遣しません。
日本が出場する9タイトル
日本が出場するタイトルは、eFootball、ストリートファイター6、鉄拳8、THE KING OF FIGHTERS XV、グランツーリスモ7、Identity V 第五人格、ポケモンユナイト、ぷよぷよeスポーツ、PUBG Mobileです。
ジャンルを見ると、サッカーゲーム、格闘ゲーム、レーシングゲーム、パズルゲーム、MOBA系タイトル、バトルロイヤルなど幅広い構成になっています。
なかでも対戦格闘団体戦は、ストリートファイター6、鉄拳8、KOF XVという3タイトルを組み合わせる特殊な競技です。単にゲームタイトルごとのメダルを争うのではなく、3人の選手が1チームとして戦います。
日本が出場しない4タイトル
日本が代表を派遣しないタイトルは、リーグ・オブ・レジェンド、Honor of Kings、モバイル・レジェンド:Bang Bang、Naraka: Bladepointです。
いずれもアジア地域で大きな競技シーンを持つタイトルです。
そのため、第20回アジア競技大会eスポーツ競技では、日本代表が登場しないタイトルでも海外勢同士のハイレベルな戦いを見ることができます。
第20回アジア競技大会eスポーツ競技のルールは?
第20回アジア競技大会eスポーツ競技では、タイトルごとに競技方式が異なります。
特にストリートファイター6・鉄拳8・KOF XVを組み合わせた対戦格闘団体戦や、PCとモバイルの選手が組むeFootballは、通常の大会とは異なるルールです。
対戦格闘団体戦の勝敗ルール
対戦格闘団体戦は、ストリートファイター6、鉄拳8、THE KING OF FIGHTERS XVから各1名を選出し、3人で1チームを作ります。
3タイトルそれぞれの試合結果をチーム成績につなげ、1つのメダルを争う方式です。
日本からはひぐち選手、NOBI選手、score選手が出場します。普段は異なるゲームで競い合っているトッププレイヤーが、日本代表として同じチームになるため、個人戦とは違った緊張感があります。
第20回アジア競技大会eスポーツ競技を見る際は、1タイトルの結果だけではなく、チーム全体の成績がメダル争いに関係する点が大きな特徴です。
eFootballとぷよぷよの競技方式
eFootballではPCプラットフォームの選手1名とモバイルプラットフォームの選手1名がチームを組みます。
日本代表はTess選手とlemon-pop選手の2人で、異なる操作環境の経験を組み合わせて戦います。
ぷよぷよeスポーツは個人戦で、全参加国による1対1の戦いが行われます。グループステージでの総当たりを経て決勝トーナメントへ進み、10本先取制などの方式で勝者を決めます。
チーム戦で採用されるAsian Games Version
Identity V 第五人格、ポケモンユナイト、PUBG Mobileなどのチームタイトルでは、アジア大会向けに用意された「Asian Games Version」が使用されます。
通常のゲーム環境とは異なる大会専用バージョンで競技する点が特徴です。
大会専用の環境を採用することで、参加国ができるだけ公平な条件で対戦できるように設計されています。
まとめ
当記事では、第20回アジア競技大会eスポーツ競技について紹介しました。
日本は全タイトルで優位というわけではありませんが、対戦格闘団体戦、ぷよぷよeスポーツ、グランツーリスモ7、ポケモンユナイトなどは、注目したい種目です。
大会は2026年9月23日から10月2日まで、Aichi Sky Expoで開催され、eFootballのみ9月22日から先行して競技が始まります。
観戦チケットには応援IDが必要で、国内ではTBSスポーツのYouTube公式チャンネルからライブ配信を楽しめます。
国単位ではなくタイトルごとの実績を見て、自国開催ならではのTEAM JAPANの戦いを会場や配信でぜひ楽しんでみてくださいね。